先週末(8月6日〜7日)、生まれて初めて富士山に登ってきました。WebSigつながりの友人5人と。
やー、富士山はでかいです。五合目からスタートするので全体の半分なのに、登っても登っても頂上に着かない。延々歩いてギリギリのところで頂上にたどり着くことが出来ました。
あまりの長い道のりに「頂上に着く前に体力が底をつくんじゃないか」と思いましたが、一歩ずつでも前に進めばいつかは必ずゴール出来る!なんて教訓めいたことを、身をもって経験しました。
大きな目標を一つ達成です!
予想以上に辛かった
今回の登山で辛かったのは、なによりも酸素の薄さでした。高い山なので酸素が薄いのは知ってましたが、こんなにしんどいとは思いませんでした。息を吸っても吸っても酸素が足りない。僕は7合目ぐらいから苦しくなり始めたんですが、そのあたりで5分おき、山頂付近だと20~30歩ごとに立ち止まって休まないとダメでした。
それから、ご来光を見るために本8合目の山小屋で仮眠を取ったんですが、案の定ほとんど眠れなかったせいで、明け方ぐらいからは徹夜明け+寒さ+疲れで眠気がひどくて、プロジェクトがテンパってる時みたいでした。他にも、9合目ぐらいで雨に降られてすごい寒かったり、軽くですが高山病で頭痛もでたので、予想以上に辛いことが多かったです。
1人じゃ無理
そんなこんなで、富士山頂への道のりは予想以上に険しくて、肉体的にも精神的にも結構追いつめられた感があったんですが、一緒に登ってる人がいたからこそ行けたんだと思います。
正直、あの状況で1人だったら、かなりの確率でめげてました。
一緒に登ってる人がいて励まし合ったり、「着いて行かなきゃ」って思えたことが、僕にとっては頂上までたどり着く唯一の原動力でした。確認した訳じゃないけど、きっと他のみんなも同じ思いのはず。
#実は、朝の集合時間に遅れて早々にリタイアした石丸さんが、その後、夜を徹して1人で頂上まで登って、山頂で合流したという裏話があったんですが、1人で頂上までたどり着いた精神力はホントすごい!しかも夜なのに。でも朝は起きれなかったんですね・・・。w
また登るかもしれない
下山した時は足が棒のようになってて、正直「やっと終わった」と思いました、実は。ご来光も、綺麗だったけど素直に感動に浸ることは出来なかったです、疲れすぎて。
下山した時の気持ちをぶっちゃけると「やりきった感はあるけど、2回目はなくていいな」でした。
じゃ「登って後悔した?」って聞かれると全くそんなことはなくて、むしろ登って良かったです。上手く言えませんが、楽なだけが楽しいことじゃない、といった感じ。
とにかく前からやりたかったことを一つ達成出来たので、とても満足してます。
富士山は「登らぬ馬鹿、2度登る馬鹿」というらしいですが、また機会があれば登るかもしれません。
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