プロジェクトの途中で、それまでのプロセスをひっくり返すような発言が出てしまったけど、それがもっともな場合にどう対応すべきか?って場合、すごく悩みます。
プロジェクトに関わっている人(お客様と受注側の両方)の知識・経験レベルが同じで、その両者の間では一つ一つ確認しながら議論を進めて問題なさそうに見えることでも、もっと上のレベルの人(上司とか先輩とか)から見ると視野が狭すぎたり、間違った解釈をしてしまってることってあります。
でも、いくら正しい指摘でも、作業を大幅に巻き戻すような内容だと当事者は困ってしまう訳です。
例えばウェブサイトを作るプロジェクトが半ばに差し掛かった頃になって、かなり前に議論が済んでいる点について指摘をもらうことがあります。実装フェーズに入ってから「ユーザー像を読み間違えている」とか「表現の方向性が違う」とか言われるような感じで。
これまでの議論を尊重してそのまま作業を進めても成功とは言えない。
でも、議論を差し戻して方向転換をするほどの時間はない(し、そもそも今までのプロセスには合意できているお客さんになんて言ったら良いか分からない)。
ということで、PMとして「進むも地獄、戻るも地獄」みたいな状況って無いでしょうか?
#同じようなことって、例えば打合せの資料作りとかでもあると思います。上司、リーダーに中間レビューしてもらうと「資料全体の構成からやり直し」って言われたりとか。
僕は進行管理役を担うことが多いので、こういう苦渋の判断を強いられた経験は何度かあるんですが、他の方々ってこういう時どうされてるのかな?もしくは、そもそもこんなことにはならないのかな?
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