昨年に引き続き今年もやりました、WebSig1日学校。
無事イベントも終わって、少なからぬ人から「とても楽しかったよ」と言ってもらえたのは、ほんと運営者冥利につきます。
イベント内容は公式サイトや他にもたくさん感想を書いてくださててる方がいるのでそちらに譲って、僕は運営スタッフで打ち上げに行った時のことを少しかきたいと思います。(実はこのテーマは去年のイベント後に書こうと思ってたことですが、タイミングを逃して書けなかったので構想2年で晴れて世に出します)
打ち上げにて
9/10のイベント後に行った打ち上げの場で(最高においしいビールを飲みながら)モデレーターから感想を聞いてたら、みんな口々に「楽しかった」と言います。そして「仕事ではなかなかこうはいかない」とも。
実際、僕自身も1日学校はクタクタになりながらも、すごく楽しく運営にかかわらせてもらいました。準備は全然楽じゃないし、かと言ってお金がもらえるわけでもないのに。不思議です。
ボランティアだから一生懸命になれるんだよ、という考え方もできるかもしれませんが、でも本来は仕事でも同じように出来たらすごく楽しくなるよねと思いました。というか、楽しくできなかったら良い仕事なんてできないんじゃないの、と。
そういうことが個人的にはすごく気になって、今回のイベントと普段の仕事と何が違うのかいろいろ考えてみました。結論的には、いろんな理由が複合的に組み合わさってるんだと思いますが、因数分解できれば、楽しい仕事を組み立てる定理みたいなものが見えてこなかな、と思ってます。
1. 給料をもらってない。
お金をもらうことが悪いとは思ってませんが、お金=給料が発生すると、何のためにお金をもらっているのか?っていう問いがつきまとってしまう気がします。
つまり割に合わない仕事はやる意味があるのか?ってことになってしまう。仕事の目的(意義)よりも、「予算の範囲内でできること」を頭のどこかで考えながら動くことになるのかな、と。
WebSigの活動はボランタリーでやってるので予算の範囲内よりは、生活に支障が出なければ、時間の許す限りギリギリまでやるっていう考え方で動いて、結果的に(良い意味で)やり過ぎてるのかも。
2. 肩書きがない。
職域の方の肩書きです。(職位の方もないですけど)
みんな一括りに「モデレーター」だから職域に引っ張られてやることの範囲を限定しない。やるべきことがあって、それを誰がどう分担すればこなせるか、という順序で物事が片付いて行く気がします。(スキルやレベルは人によって違いますけどね)
最初にやることのハードルを高く設定しちゃうと後が大変なんですが、みんな欲張りだから去年以上を求めて、毎年苦労しながら準備してます。でも、そういう順序で物事考えるからこそ、より高みに登れるのかな、とも。
あとお見合いで誰もカバーしなかった作業(いわゆるポテンヒット)が少ないのも、肩書きで作業範囲を区切っていないからかもしれません。モデレーター内では気づいた作業は本来の役割りに関係なくどんどん拾っていくし。
3. 諦めが悪いリーダーがいる。
諦めが悪いというと聞こえは悪いですが、簡単に妥協しないという意味です。WebSigの場合、なんと言っても和田さんの諦めが悪いです。(自分で言ってるぐらいだからバラしちゃっても良いと思いますがw)
たまに無茶なコト持ち出したりもするんですが、「また無茶言い出したなぁ」と思いながらも結果的にはサポートするモデレーターがいるから彼も遠慮なく無茶が言えるわけで。
その辺のバランスは鶏と卵だけど、「まったくもぅ」と言いながらも結果的にはサポートし合えるチームが成り立っているのは、和田さんがリーダーだってところが大きいのかもしれません。
まだ掘り下げたりない気がする
・・・と、理由らしきモノをいくつかあげると個々はどれも正しく見えますが、総体としてこれだけでは物足りない感じがします。
あんまり身内を褒めると、また安藤さんから怒られるけど「このチームだから楽しい」というのが一番正解に近い気がします。それは、去年の1日学校で橘川先生が言ってた「何をするかより、誰とするかが重要」という言葉に(自分の経験を照らし合わせて)禿同したから。
でも「たまたまバランスの良く人が集まったから」ってことで結論づけちゃうと身も蓋もないので、一旦ここまでで世に出しつつ、このテーマは引き続き深堀りしてみたいと思います。1日学校のテーマ通りに「未来の自分とWebを変える」ために、ちゃんと考えとかないといけないテーマな気がしてるので。
コメント、指摘などあればぜひお願いします。(参加者には、考え抜いて自分なりの答えを出してくださいって言ってたのに・・・)
皆さんのおかげです
最後になりましたが、こうやってあれこれ考えるきっかけが出来たのも、イベントが無事出来たからこそ。参加していただいた皆さん、本当にありがとうございます。(空調の効いてない体育館で汗だくで授業を受けていただいてすいません!)
それからイベントの根幹を担ってくださった先生方、それからサポーターやレポーターという形でお手伝い頂いた皆さん、スポンサー各社、どれが欠けても成り立たなかったイベントのだったと思います。ありがとうございました。
個人的には、しばらく準備で週末を潰したけど文句も言わずサポートしてくれた妻にも大変感謝しております。
追伸
もっかい言いますが、楽しかったー!来年もまたやりたいです。
後片付けも全部終わって、お疲れさまでした!の1枚。WebSig1日会議実行委員全員で
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