最近考えていることで、まだ答えは出ていないけど頭の整理のために吐き出すエントリーです。戦略とそれを適応する組織の関係みたいなものについて。
営業戦略を例にとったとして、それが小さい会社と大きな会社で形が違ってくるんだろうと思っています。小さな会社だと、(型番レベルでは種類が多くても、売り方という点では)ひとまとまりの製品やサービスを扱っていることが多いと思います。それが大きな会社になると、いくつかの事業部に別れて違ったものを売っているか、違った売り方をするかしてると思うからです。
違う活動をしている人々をまとめて対象にしようとすると抽象度の高い「方向性」的なものしか出せないので、あとは個別事情に合わせた個別戦略を作ると思います。全体戦略の下に個別戦略が存在する形ですね。
そこでの全体戦略と個別戦略では用途や内容が異なる、とういうのは当然の話。上位の全体戦略ほど方針(方向性)や長期計画(長期的に会社をどうシフトするか)みたいな側面が強くなり※、個別戦略に落ちるほど実行性を伴って「誰がいつまでに何をする?」ということが書かれるものになるんでしょうね。
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