TEDで行ったSeth Godin氏のスピーチに聞き惚れてしまいました。
元はと言えば「TED.comは、最高レベルの英語学習コンテンツでは?」というblogエントリーに触発されて勉強のつもりで見てたんですが、この動画は内容に魅入って何度も見直しました。
https://embed.ted.com/talks/lang/ja/seth_godin_on_the_tribes_we_lead
世の中を動かすってことは、もうお金とか権力だけに依存していない。Tribe(=仲間)を作るれば、大きな動きを作ることが出来る、と語っています。以下、スピーチの大ざっぱな要点です。
- Tribeが世の中を変える力を持っている。(ここでのTribeは、あなたと同じ考え方、価値観、ミッションを持っている人々、仲間ぐらいの意味)
- Tribeの仲間は、あなたが強制して動かそうとしている訳ではなく、賛同して集まっている仲間なので結束しやすい
- Tribeの小さな活動があちこちで発生して、さらにそれらが結びつくと大きなムーブメントになる
- 大きなムーブメントを起こすのに、それに参加する全員を説得する必要はない。何人か、もしくは何十人かの本当に熱く共感できる人が手を取り合えば、活動は成長する
- Tribeを動かすには、共感のベースとなるストーリーを使うと分かりやすい
人を動かす、世界を変える
世の中のルールや既存の体制を変えるなんて、とても大それたことは出来る訳がないと考えがちですが、小さな活動が結びつけはそれほど難しいことではない、と氏は語っています。(そして、同じ興味・関心を持つ人が互いを見つけて、結びつくことはインターネットを使えば簡単に出来るんだ、とも)
「理不尽だ」「変えなければ」と思うことがあれば、小さな活動でも良いから初めてみましょう。そうすればその思いが実現する日は、意外と遠くないのかもしれません。(スピーチの中では「24時間で世界は変えられる」と言ってます)
人(とその集まりとしての国とか社会とか。たぶん会社でも同じですね)を動かすってそう言うことなんだなと、とても響いたスピーチでした。
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