第4回目の写真撮影会を開きました。
いつもはカメラを持って街を歩き回ってますが、今回はカメラと写真の基礎を学ぶという主旨で、屋内での勉強会形式にしました。真夏に外を歩き回るのはツライよね、ということもあり。
勉強会をするときにいつも困るのが会場なんですが、今回はSINAPの会議室をお借りできたので助かりました。(SINAPでは条件にあう人には会議・セミナースペースを無償で提供してるそうです。太っ腹!)
SINAPの2人も加えて9人が参加しました。
カメラの使い方に関する疑問を一掃
前半はCMSコミュニケーションズの寺田さんによるカメラの基本的な使い方の説明。
露出の説明から始まって、ラチチュード、シャッタースピード、絞り、ISO感度の話まで。技術的で難しくなりがちな部分でしたが、写真を交えて分かりやすく解説してくれました。
オートで撮ればそれなりに綺麗な写真になりますが、一眼レフを持っているなら自分で露出を決めて撮るのが醍醐味だと思います。ただそれには、シャッタースピードとか絞りとか被写界深度とかの難しい呪文を覚えないといけないのがハードル。
これまでの撮影会でもそういう設定が良くわからないという声が出ていたんですが、寺田さんの説明を聞いて、みんな「そー言うことだったのか!」と納得した感じでした。
構図を使って伝わる写真をめざす
後半は僕が写真の代表的な構図を紹介しました。
構図が綺麗な写真をとることの全てではないですが、知っておくことはフレーミングを決める際の参考になると思います。ということで、代表的なものとして、二分割法、三分割法、黄金比分割法、対角線構図、S字形構図、日の丸構図、 山型構図、対比構図を紹介しました。
思い通りの露出が出せるようになったら、次は撮り手の意図が伝わる写真をどう撮るかというのがポイントになります。その手助けになるのが構図です。
でも構図を守れば綺麗な写真になるという訳ではないと思うので、綺麗な写真を何枚か用意して、なぜその写真が綺麗なのか(良いと感じるのか)をディスカッションする時間も設けました。短い時間でしたが、「ダイナミックさ」「ストーリー性」「色の移り変わり(グラデーション)」など、いくつかのキーワードが出ました。他にもあると思いますが、そういうのが写真が良いと思われるポイントなんでしょうね。
シャッターを切る前に「この写真で伝えたいメッセージをどう表現すれば良いか」を考えるときに、構図やディスカッションで出たキーワードが役に立つんじゃないかと思います。
カメラ・写真についての話は尽きず
前半のカメラの知識にしても、後半の構図の話にしても、少しカジると枝葉が広がってどんどんその先が知りたくなります。
勉強会でも質問が飛び交ってました。時間の都合で全てを取り扱うことは出来ませんでしたが、今後は屋外での撮影会と屋内での勉強会を織り交ぜて進めていきたいと思います。
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