生成AIにあまり興味がなかった自分が、Google AntigravityのおかげでAI好きになっていた話

生成AI、本当に来ているなと感じます。(今さら何を言っているのだ、という感じですが。)

実は、生成AIを触り始めた当初、「これはすごいものが出てきたな」とは思いましたが、不思議とそこまでワクワクしませんでした。使ってみると確かに便利ですし、仕事にも役立ちます。頭ではすごさを理解できるのですが、自分から積極的に触りたくなるほどではなかったのです。

それがここ半年ほどで大きく変わりました。気づけば、仕事だけでなくプライベートでも使うようになり、毎日のようにYouTubeやnoteで情報収集をしています。

当初は「賢い検索ツール」くらいの印象だったものが、今では「これまでできなかったことを、自分の手でできるようにしてくれる道具」だと感じていて、自分自身の変化を振り返って「生成AI、来てるな!」と、本当に今更感じた次第です。

ということで、ここまでの過程を書いてみたいと思います。

最初は賢い要約ツールという印象

最初に使い始めたのはChatGPTとPerplexityで、アイデア出しや壁打ちはChatGPT、検索はPerplexityというように使い分けていました。

この段階でも十分便利でしたが、印象としては「Google検索がかなり賢くなった」という程度でした。役には立つものの、個人的にはそこまで盛り上がってはいませんでした。

業務効率化で実用性を実感しはじめた

その後、Gemini や NotebookLM も使うようになりました。

翻訳、文書作成、アイデア出しなどで、まず80点くらいのたたき台を素早く作ってもらい、仕事の初動を速くする。そんな使い方です。

さらに、Excel関数やGAS(Google Apps Script)を生成してもらうことで、Googleスプレッドシートの日次・週次・月次の集計作業もかなり自動化できました。

週に2時間ほどかかっていた作業がゼロになったこともあり、「これは単なる便利ツールではなく、実際に業務効率化につながる」と感じ始めました。

Google Antigravity との出会い

Googleスプレッドシートで効率化できることを一通りやり終え、少し頭打ち感を覚えていた頃、Google Antigravity に出会って、ローカルのファイルを直接扱えることに感動しました。

(世の中では Claudeが人気ですが、これ以上AIツールへの課金を増やしたくなかったのと、みんなが「Claude、Claude」と言っているので別のものを使ってみたいという少し天邪鬼な気持ちもあって、あえてGoogle Antigravityに。)

自分でスクリプトを作れるようになった

私はマーケターなので、データ分析やその前段となる集計作業を頻繁に行います。ExcelやGoogleスプレッドシートでは集計が複雑すぎたりすることも少なくありません。

煩雑なだけならやれなくもないですが、そもそもエクセルで処理しきれない量のデータだとあきらめるか、粒度を荒くして分析したりしていました。それが、Google Antigravityに出会ってからは、処理用のスクリプトを作ることで大量のデータでも簡単に集計することができる様になりました。

少し前までは、エンジニアに要件を伝え、数日待って結果を受け取っていました。それが今では、30分ほどで自分で作れてしまう世界になりました。まだ作ったスクリプトは10本にも満たないのですが、「必要になったら自分でサッと作れる」というのはなかなかの感動です。

昔、できなかったプログラミングができてしまったのか?!

少し話はそれますが、Web制作に関わる非エンジニアの人なら、一度くらいは「自分でプログラムを書けるようになりたい」と思ったことがあるのではないでしょうか?自分もそうでした。

週末にプログラミングの本を買って勉強する。少し書けるようになる。でもエラーが出ると原因が分からず、そのまま止まってしまう。そして挫折する。そんなことを何度も繰り返してきました。

それが、まさか今になって、自分でスクリプトを作るようになるとは思ってもいませんでした。

「プログラミングができる」と言うにはまだおこがましいですが、「欲しいものを自分で作れる」という意味では、長年の夢が半分かなったような気がしています。

複数エージェントのチームを作る

最近はさらに、複数のAIエージェントを用意し、市場調査、データ分析、サイト評価を分担させ、その結果をもとに課題と改善策を提案してもらう仕組みも試しています。

ひとまず動くところまではできていて、それなりに筋の良い改善案も出してくれます。

ただ、業務をもっと細かく分解したり、それぞれの役割やスキルをより明確に定義したりする必要がありそうです。

n8nのようなワークフロー自動化との違いをまだ十分理解しないまま、何となく流行りの”オーケストレーション”をやってみたくて「複数の専門家チーム」を作ってみたのですが、毎回決まったインプット・アウトプットをする訳じゃなければ、こういう複数のエージェントを作りこんでいく方が良さそうだな、と後付けで思ってます。

気づけば前のめりになっていた

まだまだ試行錯誤の途中ですが、AIにそれほど興味がなかった自分が、いつの間にか、すっかりAIを楽しむようになっていました。Google Antigravityがきっかけを作ってくれた。ありがとう、Google Antigravity。

AI関連のニュースを見ているとものすごいスピードで進歩していて、あまりに強力になりすぎるAIには不安やネガティブな予測もよぎってしまいますが、個人レベルでは面白いツールが手に入ったので、仕事にもプライベートにもどんな使い方が出来るか考えるのが楽しくなってきました。

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